簿記とは、生産や販売、現金の収支、代金の決済など、企業の会計システムにおいて必要な技術のことであり、企業がその過去の業績をかえりみて現状を分析し、将来に対処するために必要不可欠なものです。営業・総務など経理以外の分野で活躍する人にとっても、キャリアアップのために2級以上を取っていると断然有利。今やほとんどの企業でOA化が進んでいますが、コンピュータに入力するためにも簿記の知識は必要なのです。また、1 級の資格を取得すると経理のプロフェッショナルとして認められ、さらに簿記の受験資格も得られます。
簿記の基本をマスター
簿記をはじめる人が、まず目標とするのが3級です。
簿記の重要性や基本的な知識を学びながら、財務・会計を学ぶ上での基本、一般企業などの財務担当者に必須の基礎を身につけます。経理関係書類の読み取りが でき、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになりますから、管理部門、営業部門に必要な知識として評価する企業が増えています。
簿記の基本は、すべてここから始まります!
借方、貸方、勘定科目…と、日常では聞き慣れない専門用語が次々登場しますが、この会計用語を覚えながら伝票や帳簿の記入方法を学習します。よく「数字が苦手だから…」と簿記を敬遠する人がいますが、簿記と数学は別物ですから心配いりません。難しい方程式や定理、関数を学習する必要はなく、基本は「習うより慣れろ」の精神。何度も、何度も、繰り返し学習することが合格への近道です。 学習の対象となる範囲は個人事業レベルなので基本的な流れにそって簿記の仕組みについて学習します。最終的に決算書が作成できるレベルに到達します。
ビジネスシーンでの活用
簿記検定をめざす学生、社会人で経理関係に配属されている人にとっては2級がひとつの目安となります。
財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できるようになることから株式会社の経営管理の基礎知識が修得できます。株式会社で役立つ会計の基礎知識、 製造業での会計知識となる工業簿記も修得する簿記2級は、企業も高く評価していますので、就職や転職時には強力な武器になります。
2級では商業簿記と工業簿記の2つを学ぶことになります。 商業簿記に関しては、3級で学習した会計処理をベースに株式会社会計の基礎を、工業簿記では製造業の現場で必要となる原価計算の基礎を学習します。 3級から学習してきた方は、商業簿記には馴染みがありますが、初めて出会う工業簿記を苦手にしがちです。不得意科目を作らない片寄りのない学習を行うことが大切です。問題演習を重ねて、自分の実力を把握しながら学習を進めましょう。
簿記資格最高位
経理・財務部門の責任者をめざす人はぜひとも取得したいのが1級です。
財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる能力を身につけます。財務・会計のスペシャリストの証として、社会的な評価は抜群です。就職・転職に有利なことはいうまでもありません。また1級取得者には税理士の受験資格が与えられるので、ステップアップを図る上でも大いに役立つ資格です。
商業簿記、工業簿記に会計学、原価計算が加わり、会計に関するあらゆる知識を修得する必要があるので、計画的に学習していくことが大切です。特に、単純に知識を詰め込む「インプット」学習だけでなく、知識を効率的に引き出す「アウトプット」のトレーニングが重要になります。過去問題の分析から試験傾向の指導まで、すべてをフォローする大原の学習環境を最大限に利用して、本試験で自分の能力を 100%発揮できるようにしましょう。
簿記知識はあらゆるビジネス資格の基盤。簿記1級を取得したら、次にはそこからさらに上位の資格が目指せます。大原には公認会計士、税理士など、簿記を基にして学習・取得できる資格講座が多彩に揃っています。あなたのステップアップ、大原が確かにサポートします。